04:Anarushin - This My Love
現在の京都シーンで、もっとも熱い視線を注がれているインディ・ディスコ・DJユニット、アナルシンによる初のオリジナル・トラックを、今回驚きの大抜擢収録。90年代初期のハウスを思わせるピアノ・リフとファルセット・ヴォーカル、激しく打ちつけられるビートに、若者であることの痛みと甘さがほとばしる。新たなヤング・ディスコ・アンセム誕生の予感。なお、中心メンバーのryuyuは、レーベルが10年代に向けて放つ予定の秘蔵バンド、ホテル・メキシコのフロントマン。今コンピレーションにおける、ターンテーブル・フィルムスからアナルシンまでの、若い世代による3曲の流れは〈セカンド・ロイヤル〉の新時代を高らかに宣言しているようだ。
TEXT by RYOTA TANAKA (CLUB SNOOZER)
www.myspace.com/anarushin